いぼ・ほくろ治療はサイズや根の深さ、施術箇所の違いによって治療の方法が異なってきます。当院では保険診療として液体窒素を使用した冷凍凝固法に加え、”レーザーメス”とも言われるCO2レーザーさらにメスによる切開法または電気メスなどで主に治療を行なっております。医師が症状に合った適切な方法を選択し治療にあたります。
いぼやほくろは見た目の印象が変わったり、特に人の目に見える箇所は目立つため気になるものです。当院では簡単に短時間で除去する事が可能ですので、お悩みの場合はまずお気軽にご相談ください。
いぼやほくろには深さや種類によってそれぞれ最適な施術方法が異なりますが、どの手法でも術後美しい肌に見える事を重要視しています。
CO2レーザーは高エネルギーで病変部の組織を限局的に蒸散させます。5㎜以下のホクロであれば短時間で出血もなく切除可能で、傷跡をほとんど目立たせず、短い時間で施術可能です。施術部位周辺組織への損傷がほとんどないため、術後の色素沈着のリスクや発赤期間を軽減することが出来るのも炭酸ガスレーザー治療の特徴です。特に小さなイボやホクロは術後の跡が残りにくく綺麗に除去出来るのでおすすめの方法です。ただし皮膚の深い部分まで存在するほくろはレーザー治療では複数回かかってしまう事やレーザーのみでの治療では皮膚に凹みが出来る事もありますので、5㎜を超えるような大きいホクロについては、切開法の方が適している事もあり診断により検討していきます。
直径5mm以上の大きなほくろ・いぼの除去に主に用いられる外科的な手術法です。メスによる切開で深い場所にあるほくろを根元組織まで切除します。ほくろを含む周りの組織ごと切除するので再発率が非常に少ないですが、抜糸直後ははっきりとした線の傷になります。その後、時間経過とともに傷跡は、ほとんどわからなくなります。大きさや部位にもよりますが、ほとんどの場合は施術時間も短く、手術部位をテープなどで保護することで、術後の生活にもさほど支障をきたさない事から、当院ではこれまで多数の患者様が施術を受けられております。長年の外科経験と豊富な手術件数により、極限まで正常な組織を傷つけず傷跡も限りなく目立たなくなる手術を行える事が当院の強みでもあります。
直径5mm以下の盛り上がったほくろ・いぼの除去に用いられる治療法で、ほくろやいぼの表面を電気メスの熱を利用して焼灼し、ほくろの原因となる細胞を破壊します。術後の施術箇所は少し凹みますが、徐々に皮膚が再生していく事で平になっていきます。数日後には施術箇所にカサブタが出来て、1週間〜10日前後で取れます。取れた部位はピンク色ですが、時間経過と共に周辺の皮膚と同じ色に戻ります。