呼吸器疾患

呼吸器は肺及びその周辺臓器のことで、生命維持のため呼吸をして、体内に酸素を取り込み、炭酸ガスを排出する重要臓器です。呼吸器疾患の大きな特徴は感染症、腫瘍、アレルギー、自己免疫性疾患など扱う疾患が多岐にわたることです。4大疾患として気管支喘息、肺気腫、肺癌、呼吸器感染症が挙げられますが、これらの4大疾患は加齢とともに呼吸機能が衰えるため、高齢者に多くみられます。呼吸器に病気が起こると命に関わってきますので、咳・痰・血痰・呼吸困難・胸痛などの異常を感じたら、まず受診される事をお勧めします。

当院では気管支喘息・肺気腫(COPD)・間質性肺炎などの難治性呼吸器疾患には、可能な限り少量のステロイドで治療するように心掛けており、患者様には大変喜ばれております。肺気腫や睡眠時無呼吸症候群に対する在宅酸素療法(HOT)や経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)も行っております。また、禁煙は呼吸器疾患の予防・治療にも非常に重要になってきますので併せてアドバイスさせて頂いております。